2017-10-21 15:40

第103回全国図書館大会 発表報告

投稿者:fumie

10月13日(金)、2017年度 第103回全国図書館大会で発表しました。

第1分科会 公立図書館における指定管理者制度
山本昭和教授は分科会の基調講演で「指定管理者制度の弊害について」と題して制度を導入するなと訴えられました。
①教育活動を担うべき職員が頻繁に入れ替わる
②教育活動に資する蔵書が構築できない
③官制ワーキングプアの温床
④「図書館の利用は無料である」の静かな危機
⑤不必要で高額な出費による市民負担が増大
⑥蓄積されてきた図書館ノウハウの破壊
⑦自治体における図書館ノウハウの喪失
以上の7項目について全て具体的な例を示しながら、実はサービスの向上、コスト節減にも繋がらないのだと批判されました。

ついで、日本図書館協会図書館政策企画委員会の座間直壯さんが、「公共図書館の指定管理者制度―2016」の説明をされました。
特に、①郷土行政資料の収集への危惧 ②図書館事業に関する蓄積の劣化 について話され、図書館における基本計画やサービス計画を図書館自らが策定し、自治体の計画に反映することが求められていると結ばれました。

お二方のお話を受け、渡辺の報告は「図書館業務からの撤退~13年の委託請負現場から見えてきたもの~」と題し、NPO法人げんきな図書館がやってきたことをお話することで、図書館員が経験を積むことができない制度を導入してはいけないと、お伝えしました。
なお、ご参考までに当日のパワーポイント原稿を添付します。
(図書館ノートのリンクから飛んできた方は、下の(more…)をクリックすると画像で確認していただけます)

24枚が1つにまとまったPDFファイル

(全部で24枚、クリックすると拡大します)
  

  

  

  

  

  

  

  

1件のコメント »

  1. […] レポートはこちらから […]

    ピンバック by げんきな図書館 » 第103回全国図書館大会で発表を行いました — 2017年10月21日 @ 4:27 PM

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